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シンガポールのSingtel、2023会計年度Q2の業績を発表



シンガポールのSingapore Telecommunications (Singtel)は2023会計年度第2四半期の業績を発表した。

2022年9月30日に終了した6か月間となる2023会計年度第2四半期累計の連結売上高は前年同期比5.1%減の72億5,900万シンガポールドル(約7,403億2,726万円)、当期純利益は前年同期比22.6%増の11億7,000万シンガポールドル(約1,193億2,538万円)となった。

なお、Singapore Telecommunicationsは2023年3月31日に終了する12か月間の会計年度を2023会計年度とする。

業績の発表に伴い事業別の業績を案内している。

連結子会社が展開する携帯通信事業の売上高はシンガポールの携帯通信事業が前年同期比4.6%増の8億9,100万シンガポールドル(約908億7,086万円)、豪州(オーストラリア)の携帯通信事業が前年同期比2.1%増の25億6,300万豪州ドル(約2,409億1,303万円)である。

シンガポールおよび豪州では完全子会社を通じて携帯通信事業を行う。

シンガポールでは同国の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singapore、豪州では同国の移動体通信事業者であるOptus Mobileが事業会社で免許人となる。

2022年9月30日時点の事業データも公表している。

Singtel Mobile SingaporeおよびOptus Mobileの携帯通信サービスの加入件数が判明した。

Singtel Mobile Singaporeのポストペイド回線は前年同期比2.5%増の288万件、プリペイド回線は前年同期比2.7%増の138万5,000件、合計は前年同期比2.5%増の426万5,000件である。

Optus Mobileの音声通話に対応したポストペイド回線は前年同期比2.7%増の600万6,000件、音声通話に対応したプリペイド回線は前年同期比9.2%増の325万8,000件、データ通信専用回線は前年同期比7.9%増の107万件、合計は前年同期比5.2%増の1,033万4,000件となった。

2023会計年度第2四半期累計の平均月間データ通信量はSingtel Mobile Singaporeが前年同期比19.2%増の9GB、Optus Mobileが前年同期比11.7%増の14GBとなっている。

Singapore Telecommunicationsは関連会社を通じてアジア、アフリカ、欧州(ヨーロッパ)でも携帯通信事業を展開している。

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