Nokia関連会社のHMD globalにPLMN番号や国際電話番号を割当

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フィンランドのNokiaの関連会社で同国のHMD globalは公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number：PLMN番号)および国際電話番号の割当を受けたことが分かった。

国際電気通信連合(International Telecommunication Union：ITU)の常設機関である電気通信標準化局(Telecommunication Standardization Bureau：TSB)が通知している。

HMD globalは2022年11月21日付けでPLMN番号および国際電話番号の割当を受けた。

HMD globalが割当を受けたPLMN番号は901-95で、国際電話番号は+883-450から始まる番号帯となる。

PLMN番号は3桁の国コード(Mobile Country Code：MCC)と2桁もしくは3桁の事業者コード(Mobile Network Code：MNC)で構成する。

なお、国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscription Indentity：IMSI)はMCC、MNC、最大10桁の加入者識別番号(Mobile Subscriber Identification Number：MSIN)で構成するため、IMSIはPLMN番号を使用することになる。

HMD globalが割当を受けたPLMN番号はMCCが901で、MNCが95となることが分かる。

MCCの901や国際電話番号の国番号に相当する+883は特定の国もしくは地域の番号ではなく、国際の番号である。

HMD globalはNokiaの完全子会社でフィンランドのNokia Technologiesと締結したライセンス契約に基づきNokiaの商標を使用してスマートフォンをはじめとする携帯端末を展開するほか、HMD SolutionsとしてIoTやM2M向けソリューションも展開する。

HMD Solutionsのラインナップで展開するHMD Connect ProではマルチIMSI技術を活用して国際ローミングも提供しているが、PLMN番号の割当を受けたことで、自社のIMSIも活用できる。

PLMN番号や国際電話番号はHMD Solutionsの事業で活用すると思われる。

Nokiaは2021年12月31日時点でHMD globalの株式の10%を保有している。

Nokiaの基準ではHMD globalを関連会社として扱っている。