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UQコミュニケーションズ、東海地方で5G基地局を開設



KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは東海地方で第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開設したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

UQ Communicationsは2022年10月6日付けで総務省の東海総合通信局の管区内を対象区域とする広帯域移動無線アクセス(BWA)の周波数を使用した5Gの基地局の包括免許を取得していた。

包括免許に基づく基地局の運用開始の期限は2023年4月5日であるため、2023年4月5日までに少なくとも1局は基地局を開設することが確定していたが、2023年2月中旬までに4局を開設した。

基地局の設置場所と開設数は愛知県名古屋市千種区が1局、名古屋市東区が2局、名古屋市中区が1局である。

中心周波数は2610MHzで、帯域幅は30MHz幅で運用する。

UQ Communicationsとしては東海総合通信局の管区内では初めて5Gの基地局を開設したことになる。

なお、UQ CommunicationsはBWAの周波数である2.5GHz帯で50MHz幅の割当を受けた。

2.5GHz帯では事実上の第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入しており、WiMAX 2+として展開している。

しかし、30MHz幅ではLTE方式を停波して5GのNR方式を順次導入する。

バンド番号はLTE方式がBand 41で、NR方式がFR1のn41となる。

10MHz幅、20MHz幅、20MHz幅の3搬送波でWiMAX 2+を運用しているが、5Gは30MHz幅の1搬送波で運用することが確定している。

5Gを導入する地域ではWiMAX 2+は20MHz幅で維持するため、WiMAX 2+の通信速度が低下することになる。

総務省

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