英Vodafone、ガーナから撤退
- 2023年02月22日
- 海外携帯電話
英国(イギリス)のVodafone Groupはガーナから撤退した。
Vodafone Groupはガーナ政府およびガーナの関連する規制当局の承認を受けて、英国を拠点とするモーリシャスのTelecel Globalにガーナの移動体通信事業者(MNO)であるGhana Telecommunications Companyの売却を完了したという。
Vodafone Groupは同社の完全子会社でオランダのVodafone International Holdingsを通じてGhana Telecommunications Companyの株式の70%を保有していた。
Vodafone International Holdingsは同社の持分の全部をTelecel Globalに売却したため、Ghana Telecommunications Companyに対するTelecel Globalの持分比率は70%となった。
残りの30%は引き続きガーナ政府が保有しており、ガーナ政府の持分比率に変更はない。
Ghana Telecommunications Companyはガーナ政府が完全所有していたが、2008年8月17日にVodafone Groupが株式の70%を取得して連結子会社化した。
Vodafone Groupが保有するVodafoneの商標の使用しており、Vodafone Ghanaとして携帯通信事業を展開してきた。
Vodafone GroupとGhana Telecommunications Companyは資本関係を解消後にブランドライセンス契約の締結を発表していない。
Ghana Telecommunications CompanyはVodafoneの商標の使用は将来的に終了すると思われる。
Vodafone Groupはアフリカの事業を簡素化するために取り組んでおり、一部の事業はVodafone Groupの連結子会社で南アフリカのVodacom Groupに移管している。
ガーナの事業は撤退を前提として移管の対象にしておらず、ガーナからは撤退を完了した。
Vodafone Groupのアフリカの事業は基本的にVodacom Groupが中心として展開することになる。
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