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鹿児島県の曽於市、ローカル5Gの無線局免許を取得



鹿児島県の曽於市はローカル5Gの無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

曽於市は2023年2月16日付けでローカル5Gの無線局免許を取得している。

無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。

周波数は4800~4900MHz、帯域幅は100MHz幅、最大出力は309mWとなる。

送受信所は鹿児島県曽於市である。

そのため、免許人である曽於市の市域にローカル5Gの基地局を開設する。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入できる。

NR BandはFR1のn79となる。

ローカル5GではNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成として単独で動作するスタンドアローン(SA)構成もしくは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成の導入が認められている。

NSA構成で運用する場合はアンカーバンドとして機能するLTE方式に常時接続が必要となるが、曽於市はLTE方式の基地局の無線局免許を取得していない。

制度上は携帯電話事業者など他社が運用するLTE方式もアンカーバンドとして使用できるが、曽於市はSA構成の採用が有力と思われる。

曽於市は自治体であるため、自治体がローカル5Gの無線局免許の免許人となる。

自治体が免許人としてローカル5Gの無線局免許を取得した事例は東京都、徳島県、兵庫県、大分県玖珠郡の玖珠町、福岡県の田川市に次いで6番目である。

曽於市の詳細なローカル5Gの用途などは準備が整い次第案内すると思われる。

総務省

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