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KDDIと沖縄セルラー電話向けの2.3GHz帯の5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証をなどを受けた機器の情報を更新した。

スウェーデンのEricssonの日本法人であるEricsson Japanが2023年2月20日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)を通じて基地局「ERS 4418 B40」の工事設計認証を取得したことが分かった。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6)用基地局となる。

中心周波数が2340~2360MHzかつ帯域幅が20MHz幅もしくは中心周波数が2350MHzかつ帯域幅が40MHz幅で動作する。

周波数範囲は2330~2370MHz、帯域幅は20MHz幅もしくは40MHz幅で動作することが分かる。

2330~2370MHzはKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が2.3GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い総務省より割当を受けた周波数である。

そのため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けの基地局となる。

5Gの無線方式はNR方式であるため、NR BandはFR1のn40として運用することが確定している。

高度既設特定基地局の配置および運用は行わず、スタンドアローン(SA)構成の割合は100%として開設計画を申請したため、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はSA構成で運用することが分かる。

2.3GHz帯では2023年度後半に5Gの提供を開始する予定で、2023年10月から2024年3月までに2.3GHz帯の5Gを商用化すると考えられる。

なお、2.3GHz帯は動的に周波数を共用するダイナミック周波数共用を適用して放送業務および公共業務と共用する。

5Gでは放送業務および公共業務で使用していない場所と時間帯で使用することになる。

総務省

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