NTTドコモがNTTレゾナントを吸収合併へ、OCN事業などはNTTドコモが承継

NTT DOCOMOは同社の完全子会社であるNTT Resonantの吸収合併を行うと発表した。

NTT DOCOMOは2023年7月1日を効力発生日としてNTT DOCOMOを存続会社、NTT Resonantを消滅会社とする吸収合併を実行する予定である。

NTT DOCOMOはNTT Resonantの吸収合併を行うことで、コンシューマ向け事業の営業体制やサービスの開発力など経営資源の強化や意思決定の迅速化を図る。

一部の事業は2023年7月1日付けでNTT Resonant Technologyに事業移管を行うが、OCN事業やgoo事業をはじめとするNTT Resonantの個人および法人向けサービスやソリューションは基本的にNTT DOCOMOが承継する。

NTT DOCOMOはNTT Resonantから承継するサービスやソリューションに関してNTT DOCOMOが継続して提供することを明確化している。

そのため、NTT DOCOMOがNTT Resonantから承継するサービスやソリューションの提供事業者は2023年7月1日からNTT DOCOMOとなる。

提供事業者の変更に伴う加入者側で必要な手続きはない。

なお、NTT Resonantは2022年7月1日付けでコンシューマ向けOCN事業をNTT DOCOMOの完全子会社であるNTT Communications Corporationから承継していた。

NTT ResonantがNTT Communications Corporationから承継したOCN事業にはNTT DOCOMOの回線を使用した仮想移動体通信事業者(MVNO)として展開するOCN モバイル ONEの携帯通信事業も含まれている。

OCN モバイル ONEの携帯通信事業はNTT DOCOMOが継続することになる。

コメントは受け付けていません。