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日本でHTC U23 proを発売へ、日本向け専用のハードウェアを用意



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「2QC9200」が2023年7月4日付けで相互承認(MRA)による工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は217-230871である。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/B11/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで工事設計認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。

2QC9200は未発表端末の型番である。

台湾で発売したHTC U23 proの型番が2QC9100であることが確認できている。

HTC Corporationの型番規則を考慮すると、2QC9から始まる型番はHTC U23 proの型番と考えられるため、2QC9200もHTC U23 proの型番となる。

HTC U23 proが日本の認証を取得したことになる。

台湾および欧州(ヨーロッパ)でHTC U23 proを販売しているが、携帯通信網は台湾や欧州で販売するHTC U23 proでは対応していない周波数でも工事設計認証を受けた。

少なくとも日本向けにはNR (FR1, TDD) n77/n79, LTE (FDD) B11/B18/B19/B21/B26, LTE (TDD) B42, W-CDMA VI/XIXを追加している。

日本でHTC U23 proを販売するために日本向け専用のハードウェアを用意したことが分かる。

総務省

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