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シャープは2022年にミッドレンジスマホ1機種を中止、FIH Mobileが公表



SHARP CORPORATIONは2022年にミッドレンジのスマートフォンで1機種を中止していたことが分かった。

英領ケイマン諸島のFIH Mobile (富智康集団)が公表した2022年通期の年間報告書で判明した。

FIH Mobileは2022年通期の年間報告書で関係会社および主要顧客の状況を説明している。

なお、SHARP CORPORATIONの会計年度は3月31日に終了する1年間であるが、FIH Mobileの会計年度は12月31日に終了する1年間であるため、FIH Mobileの2022年通期の年間報告書は2022年が対象期間となる。

SHARP CORPORATIONは日本の法令や会計基準に基づき台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)を親会社として認識しているが、Hon Hai Precision Industryは台湾の法令や会計基準に基づきSHARP CORPORATIONを関連会社として扱う。

各社が適用する法令や会計基準によって認識は異なるが、SHARP CORPORATIONはHon Hai Precision Industryの関係会社であることに変わりはない。

FIH MobileはHon Hai Precision Industryの連結子会社であるため、SHARP CORPORATIONとFIH MobileはFIH Mobileが上場する香港証券取引所の上場規則に基づき関係会社となる。

FIH Mobileの2022年通期の年間報告書によると、SHARP CORPORATIONは日本、台湾、インドネシア、米国(アメリカ)でスマートフォンを展開しており、2022年通期は出荷の98%が日本向けという。

厳しい競争環境や1機種のミッドレンジのスマートフォンを中止したことで、スマートフォンの出荷台数は前年比で減少したと案内している。

中止したスマートフォンの詳細は言及していないが、2022年にはミッドレンジのスマートフォンとしてAQUOS zeroシリーズを製品化していないため、AQUOS zeroが有力と推測できる。

SHARP CORPORATIONは新たな事業機会を模索するために、FIH Mobileの設計開発機能を活用してモバイル無線LANルータやタブレットも製品化したという。

環境配慮を重視する世界的な傾向に呼応して携帯端末の素材に再生プラスチックを適用する取り組みも強化しており、製品名は公表していないが、近年はFIH Mobileの設計開発機能を活用して環境配慮のスマートフォンを製品化したことも案内している。

FIH Mobileの設計開発機能を活用して製品化した環境配慮のスマートフォンはAQUOS wishシリーズと考えられる。

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