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パラオ国有のPalauCel、オープンRANを採用へ



パラオの移動体通信事業者(MNO)でPalauCelとして携帯通信事業を行うPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社:PNCC)はオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)を採用することが分かった。

パラオのコロール州でPalau National Communications Corporationの最高経営責任者(CEO)、日本、インド、豪州(オーストラリア)、米国(アメリカ)の政府関係者が出席してPalau National Communications Corporationの電気通信設備の近代化に係る署名式を開催したという。

Palau National Communications Corporationは日本、インド、豪州、米国の各国政府の協力を受けて電気通信設備の近代化を進めることになった。

電気通信設備の近代化は既存の携帯通信網をオープンRANに基づく安全、高信頼、高速な携帯通信網に置き換えることが最終目標と説明している。

そのため、Palau National Communications CorporationがオープンRANを採用することが事実上確定した。

電気通信設備の近代化には第5世代移動通信システム(5G)の展開も含まれている。

これまでに、Palau National Communications Corporationは第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入している。

周波数はGSM方式およびW-CDMA方式が900MHz帯で、LTE方式が700MHz帯となっている。

5Gは導入していないが、電気通信設備の近代化の一環で5Gも導入することが分かる。

5Gの無線方式は順当にNR方式を採用すると考えられる。

電気通信設備の近代化ではオープンRANを採用するため、オープンRANに対応した通信設備で5Gも整備することになる。

Palau National Communications Corporationはパラオ政府が所有する国有の会社である。

加入件数を基準としてパラオで最大の移動体通信事業者となっている。

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