NTTドコモ向けXperia 5 Vと思われるソニー製スマホがFCC通過

NTT DOCOMO向けと思われるSony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-95649X」が2023年8月17日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過した。

FCC IDはPY7-95649Xである。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n5/n66, NR (FR1, TDD) n41, LTE (FDD) B4/B5/B12/ B13/B17/B66, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

PY7-95649Xは未発表端末のFCC IDである。

FCCの認証では機器名称としてFCC IDを使用しているため、型番は記載していない。

製品は電話と記載しており、IEEE 802.11axや無線給電にも対応することから、比較的ハイスペックなスマートフォンと考えられる。

近年のSony Corporationは毎年後半に比較的ハイスペックなスマートフォンとしてXperia 5系列を発売している。

製品名の規則に変更がない場合は2023年後半にはXperia 5 Vを発売すると推測できる。

FCCは米国の政府機関であるため、原則としてFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

日本向けスマートフォンの場合は国際ローミング用に実装する周波数の傾向から販売元などを推測できる場合がある。

PY7-95649Xの場合は国際ローミング用に実装する周波数の傾向からNTT DOCOMO向けと思われる。

そのため、NTT DOCOMO向けのXperia 5 Vと推測できる。

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