京セラが日本向け新型スマホEB1173を準備中、バリエーションでWi-Fiモデルも用意

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KYOCERA Corporation (京セラ)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「EB1173」が2023年10月5日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過した。

FCC IDはJOYEB1173である。

携帯通信網はLTE (FDD) B2/B4/B5/B12, LTE (TDD) B41, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

EB1173はメーカー型番である。

製品の種別は携帯電話と記載しているため、スマートフォンを含めた携帯電話となる。

ラベルには特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を確認できるほか、日本の顧客向けに日本語で取扱説明書を作成したと記載していることから、日本向けと分かる。

FCCでは本体のサイズを公開しており、長さは164.9mm、幅は81.2mm、厚さは17.5mmとなっている。

本体のサイズはDuraForce EXの暫定値と異なるため、DuraForce EXとは異なる携帯電話とも推測できるが、暫定値から最終的な数値に変更が発生もしくは測定方法や測定基準の相違も想定できることに留意しておきたい。

バリエーションとして携帯通信網に対応したEB1169とEB1185、携帯通信網に対応していないEB1205も用意する。

携帯通信網に対応した複数のモデルを用意するため、複数の移動体通信事業者(MNO)を通じて販売する見込みである。

携帯通信網に対応していないモデルに関しては、過去にKYOCERA CorporationはWi-Fi専用スマホとして携帯通信網に対応していないスマートフォン型の携帯端末を製品化した実績があり、同様の製品を準備していると考えられる。

なお、米国の政府機関であるFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

FCC