中国電信集団が国際事業用のPLMN番号と電話番号を取得
- 2024年04月29日
- 海外携帯電話
中国のChina Telecommunications Corporation (中国電信集団)は公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)および国際電話番号の割当を受けたことが分かった。
国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)の常設機関である電気通信標準化局(Telecommunication Standardization Bureau:TSB)が通知している。
China Telecommunications Corporationが割当を受けたPLMN番号は901-09で、国際電話番号は+882-52から始まる番号帯となる。
いずれも2024年2月1日を効力発生日として割当を受けた。
PLMN番号は3桁の国コード(Mobile Country Code:MCC)と2桁もしくは3桁の事業者コード(Mobile Network Code:MNC)で構成する。
901-09の場合はMCCが901で、MNCが09である。
MCCの901は特定の国もしくは地域の番号ではなく、共有のMCCに該当する。
国際電話番号の国番号に相当する+882も特定の国もしくは地域の番号ではなく、国際共有番号となる。
共有のMCCや国際共有番号の国番号は国や地域を超えて利用する場合に割当するため、China Telecommunications Corporationは国際事業で活用する計画と思われる。
なお、China Telecommunications Corporationの関係会社としては子会社で中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)、マカオ特別行政区の移動体通信事業者であるChina Telecom (Macau) (中国電信(澳門))、香港特別行政区の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるChina Telecom Global (中国電信国際)、関連会社でフィリピンの移動体通信事業者であるDITO Telecommunity CorporationがPLMN番号の割当を受けている。
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