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カザフスタン政府系のKazakhtelecom、携帯子会社をカタールのPIHに売却へ



カザフスタンのKazakhtelecomおよびSamruk-Kazyna、カタールのPower International Holding (PIH)はカザフスタンの移動体通信事業者(MNO)であるMobile Telecom-Serviceに係る三者協定を締結したと発表した。

三者協定にはPower International HoldingがKazakhtelecomからMobile Telecom-Serviceを取得する契約が含まれている。

これまでに、KazakhtelecomはMobile Telecom-Serviceを売却する方向で調整を進めていることが分かっていた。

最終的にはPower International Holdingに売却することになった。

Mobile Telecom-Serviceに対するKazakhtelecomの持分比率は100%で、Power International HoldingはMobile Telecom-Serviceの株式の全部を取得することになると思われる。

Samruk-Kazynaはカザフスタン政府系ファンドで、Kazakhtelecomの株式の51%を保有するため、三者協定の当事者として参加している。

Kazakhtelecomはカザフスタンで2社の移動体通信事業者を保有しており、携帯通信分野では重複投資の状態となっている。

そのため、1社の移動体通信事業者を売却することを決定した。

なお、2社の移動体通信事業者はMobile Telecom-ServiceおよびKcellである。

Mobile Telecom-Serviceの売却を完了する時期は確定していないが、Mobile Telecom-Serviceの売却に伴い携帯通信事業はKcellに集中することになる。

Mobile Telecom-ServiceはTele2およびALTELとして携帯通信事業を展開している。

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