米Apple、Pegatronの新工場でiPhoneの製造開始

Tweet

米国(アメリカ)のAppleは台湾のPegatron Corporation (和碩聯合科技)が新設した中国国内の工場でiPhoneの製造を開始したことが分かった。

Apple製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「A2634」および「A3096」が2024年2月21日付けで中国の中国質量認証中心(China Quality Certification Center)の認証を通過した。

A2634はiPhone 13で、A3096はiPhone 15 Plusの型番に該当する。

中国では2021年9月24日にiPhone 13、2023年9月22日にiPhone 15 Plusを発売している。

いずれも中国質量認証中心の認証は発売前に通過したが、2024年2月21日付けで再通過したことになる。

中国質量認証中心の認証では工場を開示しており、2024年2月21日付けでの認証はいずれも工場が中国のPegaglobe (Shanghai) (弦碩科技(上海))となっている。

Pegaglobe (Shanghai)はPegatron Corporationの完全子会社で、工場を運営する事業会社である。

2023年9月15日に中国の上海市で設立した。

iPhoneの製造を担当するため、事実上のiPhoneを製造する新工場となる。

なお、Pegatron Corporationは同社の完全子会社で中国のPegaglobe (Kunshan) (世碩電子(昆山))を通じてPegaglobe (Shanghai)を完全所有する。

工場が異なる場合は改めて中国質量認証中心の認証を受ける必要があるため、A2634およびA3096は新工場で製造の開始に伴い中国質量認証中心の認証を再通過することになった。