楽天モバイル、2024年も富士山の山頂で5Gを提供

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は2024年も富士山の山頂で第5世代移動通信システム(5G)などを提供すると案内した。

SNSなどでRakuten Mobileの公式アカウントを通じて周知している。

Rakuten Mobileは富士山では山開きの期間中に基地局を山頂に開設しており、山頂のエリア化に取り組んでいる。

山頂の一部では第4世代移動通信システム(4G)に加えて5Gも利用できる。

Rakuten Mobileは富士山の山頂に開設した基地局の写真を公開しており、写真から少なくとも4GのLTE方式は1.7GHz帯、5GのNR方式は28GHz帯で整備したことが分かる。

バンド番号はLTE方式の1.7GHz帯がBand 3で、NR方式の28GHz帯がFR2-1のn257である。

基地局を構成する通信設備はBand 3がフィンランドのNokia Solutions and Networks製のアンテナ分離型無線装置と韓国のKMW製のセクタアンテナの組み合わせとなる。

n257が米国(アメリカ)のAirspan Networks製のMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置となっている。

Rakuten Mobileでは2021年夏に富士山のエリア化に向けた取り組みを開始した。

2022年8月中旬までに山頂および登山道の一部でエリア化を確認しており、登山道は通年で4Gを利用できる。

山頂では2023年の山開きの期間中にもエリア化を実施したため、2024年の山開きの期間中も例年通りにエリア化を実施したことになる。

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