楽天シンフォニーと協力するドイツの1&1、Vodafoneで国内ローミングを開始
- 2024年08月30日
- Rakuten-総合, 海外携帯電話
ドイツの1&1の完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)である1&1 Mobilfunkは英国(イギリス)のVodafone Groupの完全子会社でドイツの移動体通信事業者であるVodafoneの携帯通信網で国内ローミングの提供を開始した。
1&1 Mobilfunkは2021年5月21日付けでスペインのTelefonicaの子会社でドイツの移動体通信事業者であるTelefonica Germanyとローミング協定を締結しており、商用化の当初より国内ローミングではTelefonica Germanyの携帯通信網を利用している。
しかし、2023年8月2日にはVodafoneとローミング協定の締結で合意していた。
2024年8月23日にはVodafoneと最終的なローミング協定を締結したという。
Vodafoneと最終的なローミング協定を締結したことで、2024年8月29日から新規加入の回線を対象として国内ローミングで利用する携帯通信網をVodafoneに変更した。
将来的には2024年8月28日以前に加入した既存の回線も国内ローミングをVodafoneの携帯通信網に切り替える。
なお、1&1の携帯通信事業では1&1 Mobilfunkを通じて取得した周波数を使用しており、1&1 Mobilfunkが携帯通信事業の免許人となるが、携帯通信サービスの提供事業者は1&1の完全子会社でドイツの1&1 Telecomとなっている。
携帯通信事業にはRakuten Group (楽天グループ)がRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じて完全所有するRakuten Symphony (楽天シンフォニー)が協力している。
Rakuten Symphonyが開発したOpen RANソリューションを採用しており、Rakuten Symphonyがシステムインテグレータとしても機能する。
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