シャープ製スマホAQUOS sense8、海外では日本製をアピール

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SHARP CORPORATIONはスマートフォン「AQUOS sense8」を国際展開している。

日本では日本製をアピールしていないが、海外では日本製をアピールして販売していることを確認できた。

近年のSHARP CORPORATION製のスマートフォンはインドネシア向けを除いて基本的に中国国内の工場に製造を委託してきた。

しかし、AQUOS sense8は少なくとも日本向けのSH-M26、SH-54D、SHG11、台湾向けのSH-M26TW、シンガポール向けのSH-M26SGは日本国内の工場で製造を行う。

すべての携帯端末メーカーを通して近年は日本国内の工場で製造を行う日本製のスマートフォンが少ないため、AQUOS sense8は稀少な日本製のスマートフォンとなっている。

日本ではAQUOS sense8を日本製のスマートフォンとしてアピールしていないが、海外では日本製のスマートフォンとしてアピールしていることを確認できた。

台湾およびシンガポールでAQUOS sense8の正規取扱店を確認すると、日本製やMADE IN JAPANを強調した什器を設置しており、日本製をアピールして販売しているよう見受けられた。

スマートフォンの分野では日本製で良好な印象を与えることは少ないと思われるが、海外、特にアジアではテレビ、白物家電、自動車の分野では依然として日本メーカー製の印象が良好な傾向にある。

日本メーカー製に良好な印象を受ける消費者でも大半は製造国まで考慮していないと思われるが、日本メーカー製の比較的良好な印象に乗じて日本製の強調によって販売を促進する意図があると思われる。