米Apple、iPhoneで衛星経由のメッセージを提供開始
- 2024年09月22日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleはiPhoneで衛星経由のメッセージの提供を開始した。
一部の国と地域で販売したモデルを除いてiPhone 14以降のiPhoneでOSのバージョンがiOS 18以降の場合に衛星経由のメッセージを利用できる。
日本で販売するモデルも衛星経由のメッセージに対応する。
AppleはiOS 18の配信に伴い衛星経由のメッセージを提供している。
当初は米国とカナダで衛星経由のメッセージを提供しており、北米(北アメリカ)で利用できることになる。
衛星経由のメッセージは衛星経由の緊急SOSとは異なるサービスである。
携帯通信網や無線LANを利用できない場合でiMessageやSMSを用いて衛星経由でテキスト、絵文字、Tapbackを送受信できる。
iMessageを用いた衛星経由のメッセージを利用する場合は連絡相手の携帯端末の環境にも条件を設定しているほか、連絡相手と1か月以内にiMessageで送受信の実績があることなど諸条件の存在に留意しておきたい。
iMessageを利用できない場合は衛星経由でSMSを用いて任意の携帯電話番号に連絡することもできるが、SIMが有効かつ通信事業者側の対応も必要となっている。
なお、衛星経由のメッセージも衛星経由の緊急SOSと同様に米国のGlobalstarの衛星通信を利用する。
iOS 18は日本標準時を基準として2024年9月17日に配信を開始している。
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