KDDI、iPhone 16シリーズの通信速度を公開

KDDIは米国(アメリカ)のApple製のスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 16 Pro Max」の通信速度を公開した。

4機種ともKDDIの携帯通信網では通信速度の理論値は共通で、下り最大4.1Gbps/上り最大211Mbpsとなっている。

いずれも第5世代移動通信システム(5G)を利用時の通信速度となる。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は5GのNR方式と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式が連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で実現すると思われる。

なお、下り最大4.1Gbpsは栃木県の一部エリア、上り最大211Mbpsは一部エリアで提供すると案内している。

先代機種では下り最大4.1Gbps/上り最大218Mbpsであるため、下りの通信速度は先代機種と変わりはないが、上りの通信速度は先代機種から低下したことになる。

iPhone 16シリーズは5Gに対応したスマートフォンである。

日本向けのiPhone 16シリーズではNR方式の周波数はサブ6GHz帯(Sub6)を中心として定義されたFR1のNR Bandを利用できる。

RAN構成はKDDIの携帯通信網ではNSA構成に加えて、NR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成にも対応する。

KDDIの携帯通信網でSA構成を利用する場合はauの携帯通信サービスで5G SA契約と5G SA対応SIMが必要となることに留意しておきたい。

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