SK Telecom、iriverを買収してスマートフォン開発に再挑戦か

韓国のSK Telecomはiriverの買収を検討していることが分かっている。

iriverの買収を検討する企業は複数存在するが、iriverの筆頭株主はSK Telecomに優先交渉権を与え、SK Telecomとiriverが買収について協議に入る可能性が確実視されている。

そんな中、中国・上海で開催されたMobile Asia Expo 2014でSK Telecomの社長がiriverの買収についてコメントしたことが韓国メディアによって伝えられている。

iriverの買収を検討していることについては否定せず、“端末ビジネスの競争力を高めるため”“SK Telecomの端末企画や販売などのすべての過程で競争力を高めるはず”とコメントしている。

これまで、iriverが手掛けているウェアラブルデバイス関連の事業を目的として買収すると見られていたが、このコメントより端末事業に再挑戦するのではとの見方が出ている。

SK Telecomは過去にSK TeletechやSK Telesysを通じて端末事業を手掛けていた経験がある。

iriverは低価格なスマートフォンを開発しており、そのノウハウを生かしてSK Telecomがスマートフォン開発に再参入する可能性もある。

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