沖縄セルラー電話など、5G SAネットワークスライシング活用ライブ配信を実施
- 2024年11月29日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)およびKDDIはRyukyu Broadcasting Corporation (琉球放送)と商用の5G SAでSLA保証型ネットワークスライシングを活用したライブ配信を実施したと発表した。
Okinawa Cellular Telephone Company、KDDI、Ryukyu Broadcasting Corporationは2024年10月13日に沖縄県の那覇市で開催した第54回那覇大綱挽でOkinawa Cellular Telephone Companyが提供する商用の5G SAでSLA保証型ネットワークスライシングを活用したライブ配信をRyukyu Broadcasting Corporationの公式ウェブサイトおよびアプリケーションを通じて実施したという。
商用の5G SAでネットワークスライシングを活用したライブ配信は沖縄県では初の取り組みとなる。
5G SAは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式が単独で動作する無線アクセスネットワーク(RAN)構成であるスタンドアローン(SA)構成のOption 2に準拠した5Gサービスである。
第54回那覇大綱挽では中間地点から放送用およびスマートフォンのカメラの映像を5G SAでRyukyu Broadcasting Corporationの本社に伝送して番組制作に活用した。
映像中継に利用するネットワークは上下のSLA保証型ネットワークスライシングによって観客などが利用するネットワークと論理的に分離して映像中継に必要な通信品質を確保したという。
なお、Okinawa Cellular Telephone CompanyおよびKDDIは地域ごとに連携する1の者として周波数の割当を受けている。
移動体通信事業者(MNO)としてau、UQ mobile、povoの携帯通信サービスを提供している。
沖縄県ではOkinawa Cellular Telephone Company、沖縄県以外の日本全国ではKDDIが携帯通信事業を担当する。
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