マカオ特別行政区、LTE契約数が50万件を下回る

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マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

電気通信分野の統計資料の更新に伴い2024年10月末時点の情報を開示している。

携帯通信サービスの加入件数は1,443,673件で、2024年1月から10か月連続で増加したことになる。

マカオ特別行政区政府は2024年9月末時点の人口を公表しており、人口は約686,600人である。

携帯通信サービスの加入件数と人口の集計時期に1か月の開きがあるが、マカオ特別行政区ではおおよその携帯通信サービスの人口普及率は約210.3%となる。

契約種別の内訳も公表しており、第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が10,242件で、プリペイド回線が986件となった。

LTEはポストペイド回線が313,335件で、プリペイド回線が165,932件である。

第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が717,215件で、プリペイド回線が235,963件に達した。

ポストペイド回線とプリペイド回線の合計および占有率は3Gが11,228件で約0.8%、LTEが479,267件で約33.2%、5Gが953,178件で約66.0%を占める。

2024年10月に3Gの占有率が1%を下回り、LTEの加入件数が50万件を下回った。

なお、3Gおよび5Gは無線方式ではなく通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別を基準に表記しているため、通信の世代もしくは無線方式で統一していない。