クアルコム、Snapdragon 8 Elite Mobile Platformを発表

米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesはチップセット「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を発表した。

Snapdragon 8 Elite Mobile Platformはスマートフォンをはじめとする携帯端末向けのハイエンドのチップセットである。

CPUはQualcomm Oryon CPUで、動作周波数はプライムコアが最大4.32GHz、パフォーマンスコアが最大3.53GHzとなっている。

GPUはQualcomm Adreno GPU、NPUはQualcomm Hexagon NPUを搭載する。

オンデバイスディスプレイはリフレッシュレートが60Hzで解像度が4K、リフレッシュレートが240Hzで解像度がQHD+まで対応している。

カメラは約3億2000万画素までの静止画を撮影できる。

Qualcomm FastConnect 7900 Mobile Connectivity Systemを備える。

Bluetooth 6.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be、超広帯域無線(Ultra-wdeband：UWB)に対応する。

通信モデムはSnapdragon X80 5G Modem-RF Systemを組み合わせる。

無線方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応しており、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)を中心に定義されたFR1およびミリ波(mmWave)を中心に定義されたFR2-1のNR Bandを実装できる。

FR1では4×6 MIMO、FR2-1では2×2 MIMO、NRデュアルコネクティビティ(NR-DC)に対応している。

通信速度は下り最大10Gbps/上り最大3.5Gbpsとなる。

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