マカオのSmarTone Macauが携帯通信事業を終了、約23年の歴史に幕

Tweet

マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)として存在したSmarTone – Comunicacoes Moveis (数碼通流動通訊(澳門))は携帯通信事業を終了した。

2024年10月31日をもって携帯通信サービスの提供を終了しており、同日をもって携帯通信事業を終了およびマカオ特別行政区の携帯通信市場から撤退したことになる。

SmarTone – Comunicacoes Moveisは商業上の慎重な検討の結果として携帯通信事業を終了することで決定したと公表している。

加入件数は低調な水準で推移しており、赤字が続いていたことが分かっている。

既存のSmarTone – Comunicacoes Moveisの加入者に対しては2024年10月24日までマカオ特別行政区の移動体通信事業者であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊：CTM)に移行を受け付けていた。

2024年10月24日までに移行を完了した場合は電話番号と料金プランを維持して2024年11月1日以降も携帯通信サービスを利用できる。

2024年10月24日までに移行を完了していない場合は2024年10月31日をもって自動で解約の扱いとなった。

SmarTone – Comunicacoes Moveisは2001年8月に携帯通信サービスを商用化した。

そのため、SmarTone – Comunicacoes Moveisの携帯通信サービスは約23年の歴史に幕を下ろしたことになる。

マカオ特別行政区の移動体通信事業者はSmarTone – Comunicacoes Moveisの撤退に伴い4社から3社に減少することになった。