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シンガポール最大手のSingtel Mobile Singaporeが3Gを終了



シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeは第3世代移動通信システム(3G)を終了した。

原則として2024年10月31日をもって3Gの提供を終了しており、2024年11月1日から3Gの停波を進める。

3Gの停波は段階的に進める計画であるが、完了する日程は公表していない。

当初は2024年7月30日をもって3Gの提供を終了する予定で、2024年7月31日から3Gの停波を進めると案内していたため、当初の予定から3か月も遅れたことになる。

Singtel Mobile Singaporeは加入件数を基準にシンガポールで最大の移動体通信事業者である。

3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用しており、2005年3月1日に3Gを商用化した。

そのため、Singtel Mobile Singaporeの3Gは19年8か月の歴史に幕を下ろした。

Singtel Mobile Singaporeは2017年3月31日をもって第2世代移動通信システム(2G)の提供を終了したため、2024年11月1日以降は原則として第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)を提供する。

5GのNR方式は4GのLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成と単独で動作するスタンドアローン(SA)構成で運用しているが、SA構成では音声通話はEPSフォールバックを採用している。

音声通話はLTE方式で行うVoice over LTE (VoLTE)で提供することになるため、Singtel Mobile SingaporeでVoLTEに対応していない機種ではSingtel Mobile Singaporeで音声通話を利用できない。

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