日本向けGalaxy S25、ミリ波5Gは引き続き非対応に

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韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)の日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)はスマートフォン「Galaxy S25」および「Galaxy S25 Ultra」を日本向けに発表した。

いずれもNTT DOCOMO向け、KDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向け、SoftBank Corp.向け、公開市場(オープンマーケット)向けのモデルを用意する。

すべて無線方式として第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応するが、NR方式の周波数はGalaxy S25ではサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandに限り実装している。

Galaxy S25 UltraではFR1のNR Bandに加えて、ミリ波(mmWave)の周波数を中心として定義されたFR2-1のNR Bandも利用できる。

日本向けのGalaxy Sシリーズの基準機種ではGalaxy S22よりFR2-1のNR Bandにも対応したが、Galaxy S24では再び非対応となった。

Galaxy S25でもFR2-1のNR Bandは非対応を継続することになる。

Galaxy S25の通信速度はNTT DOCOMO向けモデルがNTT DOCOMOの携帯通信網で下り最大4.2Gbps/上り最大218Mbps、KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けモデルがKDDI CORPORATIONの携帯通信網で下り最大4.1Gbps/上り最大252Mbpsとなることが公表されている。

参考までに、Galaxy S25 Ultraの通信速度はNTT DOCOMO向けモデルがNTT DOCOMOの携帯通信網で下り最大6.6Gbps/上り最大1Gbps、KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けモデルがKDDI CORPORATIONの携帯通信網で下り最大4.9Gbps/上り最大954Mbpsとなる。

SoftBank Corp.ではGalaxy S25およびGalaxy S25 Ultraともに通信速度を測定中と案内している。