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Galaxy S25シリーズの一部は3GPP準拠の衛星通信に対応、Snapdragon Satelliteを初採用



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Galaxy S25」、「Galaxy S25+」、「Galaxy S25 Ultra」を発表した。

いずれも米国(アメリカ)向けのモデルは米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizonとして携帯通信事業を行うCellco Partnershipの携帯通信サービスで提供する衛星通信に対応している。

衛星通信は米国のSkylo Technologiesと協力しており、テキストメッセージの送信を利用できる。

Skylo Technologiesの衛星通信はNB-IoTをベースとするIoT-NTNを採用する。

携帯通信技術の標準化団体である3rd Generation Partnership Project (3GPP)の標準仕様に準拠した衛星通信となる。

サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心とするFR1で非地上系ネットワーク(Non-Terretrial Network:NTN)向けに定義されたバンド番号でIoT-NTNを運用しており、Galaxy S25シリーズではn255に対応している。

Galaxy S25シリーズは米国のQualcomm Technologiesが開発したSnapdragon Satelliteを搭載して衛星通信の機能を実現した。

商用の携帯端末としてはGalaxy S25シリーズで初めてSnapdragon Satelliteを搭載したことになる。

なお、Qualcomm Technologiesは2023年1月6日に米国のIridium Communicationsと協力してSnapdragon Satelliteを提供する計画を発表したが、2023年12月3日を効力発生日として協力に係る契約を解消した。

Qualcomm TechnologiesとIridium Communicationsの協力は解消したが、Qualcomm TechnologiesとしてはSnapdragon Satelliteの開発を継続して商用化することになった。

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