Vodafone GroupとAST SpaceMobile、合弁会社の設立で合意

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英国(イギリス)のVodafone Groupと米国(アメリカ)のAST SpaceMobileは衛星と携帯端末の直接通信による携帯通信サービスを提供するための合弁会社の設立で合意した。

Vodafone GroupおよびAST SpaceMobileは欧州(ヨーロッパ)で衛星と携帯端末の直接通信による携帯通信サービスを提供する共同所有の合弁会社を設立する契約に署名したという。

AST SpaceMobileは持株会社で、完全子会社で米国の事業会社であるAST & Scienceを通じてスペースモバイルとして衛星と携帯端末の直接通信を実現するプロジェクトに取り組んでいる。

合弁会社はAST & Scienceが提供する衛星と携帯端末の直接通信による携帯通信サービスを独占的に欧州の移動体通信事業者(MNO)に提供する。

個人および法人が移動体通信事業者を通じて安全な宇宙ベースの携帯通信サービスにアクセスできるよう欧州の全域で100%の地理的カバレッジを目指す。

Vodafone Groupも持株会社で、傘下の事業会社を通じて欧州各地で携帯通信事業を行う。

高度な専門知識や欧州各地の拠点を活用して合弁会社の事業を支える。

なお、AST SpaceMobileにはVodafone GroupやRakuten Group (楽天グループ)などが資本参加している。

米国を拠点とするAST SpaceMobileであるが、欧州では新たにスペインのカタルーニャ州の州都・バルセロナ市に事務所を開設しており、欧州で事業を強化する計画である。