楽天シンフォニーと協力予定のNOW Telecom、フィリピン当局の免許剥奪に反対

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フィリピンのNOW Corporationは同社の関連会社で同国のNOW Telecom Companyが同国の政府機関で電気通信分野の規制を司る国家電気通信委員会(National Telecommunications Commission：NTC)の決定に意義を申し立てると発表した。

NOW Telecom Companyは国家電気通信委員会より第3世代移動通信システム(3G)の携帯電話システム、ネットワーク、サービスの構築、運用、管理に関する公衆および必須の証明書の延長が却下された。

そのため、3Gの携帯電話システム、ネットワーク、サービスの構築、運用、管理に関する公衆および必須の証明書で付された3Gに限らない携帯通信システムの設置、運用、管理、サービスの提供、料金の請求に関する暫定権限が無効となった。

同時にNOW Telecom Companyに対する3520～3540MHzの割当も取り消している。

NOW Telecom Companyは携帯通信事業に必要な免許と周波数の割当を失ったことを意味する。

NOW Corporationは国家電気通信委員会の決定を受けてNOW Telecom Companyが講じる措置を案内した。

NOW Telecom Companyは国家電気通信委員会の決定に反対を表明するとともに、法律、事実、適正な手続きの観点から国家電気通信委員会に決定の再考を求める申し立てを提出するという。

なお、NOW Telecom Companyは第5世代移動通信システム(5G)およびOpen RANの展開に向けてRakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)と協力する予定を発表していた。