ベトナム公安省傘下のMobiFone、5G加入件数が250万件に
- 2025年04月30日
- 海外携帯電話

ベトナムの移動体通信事業者(MNO)であるMobiFone Corporationは第5世代移動通信システム(5G)の加入件数が250万件を突破したと発表した。
MobiFone Corporationは2025年3月26日に商用で5Gの提供を開始している。
2025年4月29日までに5Gの加入件数が250万件を超えた。
そのため、5Gの商用化から約1か月で5Gの加入件数が250万件を突破したことになる。
5Gの導入当初は主要な省や市の中心部から5Gの整備を進めている。
首都・ハノイ市、ホーチミン市、ダナン市、カントー市などで5Gの加入件数が増加しているという。
特にホーチミン市をはじめとする主要な市の中心部では5Gの整備も加速しており、開設した5Gの基地局数は規定の要件を上回っている。
詳細な時期までは設定していないが、ベトナム全土の省や市に5Gを拡大すると決意を示している。
なお、5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。
周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の3.8GHz帯を使用しており、NR BandはFR1のn77として運用する。
MobiFone Corporationはベトナムの政府機関である公安省(Ministry of Public Security:MPS)が完全所有する国有の移動体通信事業者である。
電気通信分野を事業範囲とするが、安全保障分野に参入することも検討している。
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