KDDIが2024年度通期の業績を発表
- 2025年05月15日
- KDDI-総合

KDDI CORPORATIONは2025年3月期(2024年度)通期の業績を発表した。
2025年3月31日に終了した12か月間となる2024年度通期累計の連結売上高は前年同期比2.8%増の5兆9,179億5,300万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比7.5%増の6,856億7,700万円となった。
前期比で増収増益を達成したことになる。
業績の発表に伴い2025年3月31日時点の実績なども開示している。
連結ベースのモバイルのau累計契約数は前年同期比3.7%増の7,034万7,000件である。
モバイルの主要回線数は8,340万1,000件で、内訳はスマートフォン稼働数が3,287万7,000件、IoT累計回線数が4,852万1,000件となっている。
パーソナルセグメントのモバイルのマルチブランドID数は3,120万4,000件、5G契約浸透率は78.4%に達した。
なお、au累計回線数にはハンドセット、モジュール、データカードやタブレットなどのその他の端末、主要回線数にはハンドセットのスマートフォンとモジュールのIoT回線、マルチブランドID数にはハンドセットが含まれる。
5G契約浸透率は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できるプランの加入率を意味する。
KDDI CORPORATIONは海外の携帯通信事業としてモンゴルおよびミャンマー(ビルマ)にも参入している。
モンゴルでは連結子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるMobicom Corporationを通じて携帯通信事業を展開しており、事業は順調に推移しているという。
ミャンマーでは連結子会社で同国のKDDI Summit Global Myanmarが同国の政府機関で移動体通信事業者であるミャンマー国営郵便・電気通信事業体(Myanma Posts and Telecommunications:MPT)と共同事業を行う。
スポンサーリンク