レバノンの携帯電話事業者Alfa、2025年中に2Gを終了へ
- 2025年07月12日
- 海外携帯電話

レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaとして携帯通信事業を行うMobile Interim Company 1 (MIC1)は2025年中に第2世代移動通信システム(2G)を終了する計画であることが分かった。
Mobile Interim Company 1は携帯通信網の近代化計画を共有しており、同時に2Gの終了に関しても説明している。
2Gは2025年末までに停波する計画で、2Gの停波に向けて取り組んでいるという。
詳細な日程は開示していないが、2025年中には2Gを終了することになる。
なお、2Gの無線方式としてはGSM方式を導入した。
レバノンの移動体通信事業者として存在したFrance Telecom Mobiles Liban (FTML)が導入した2Gを承継している。
France Telecom Mobiles Libanは1994年12月30日に2Gを商用化したため、2Gの提供期間は累計で30年半以上にも達する。
Mobile Interim Company 1が進める携帯通信網の近代化計画では主に第4世代移動通信システム(4G)の無線アクセスネットワーク(RAN)の更新を行う。
4Gの無線方式としてはLTE方式を導入しており、RANの更新に伴いLTE方式でキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)および4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)の実装を拡大する計画である。
第5世代移動通信システム(5G)は導入していないが、5Gの導入の準備として関連する調査を進めている。
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