ソニーがXperia 1 VIIの電源問題で再発防止策などを発表
- 2025年08月28日
- Android関連

Sony Corporationはスマートフォン「Xperia 1 VII」で発生した問題に関して再発防止策および品質向上の取り組みを発表した。
Xperia 1 VIIでは電源が落ちる事象、再起動が発生する事象、電源が入らない事象が稀に発生することが判明したため、販売を一時的に見合わせていた。
日本では2025年8月27日に販売を再開しており、販売の再開に合わせて再発防止策および品質向上の取り組みを公表することになった。
Sony CorporationではXperia 1 VIIで発生した電源の問題を重大な問題として受け止めているという。
原因の詳細な分析を行い、分析の結果に基づき再発防止策および品質向上の取り組みを策定した。
電源の問題は基板の製造工程で温度や湿度の影響を受け、基板に不具合が生じたことに起因する。
基板の製造工程の管理基準の見直しを行い、温度や湿度の影響を適切に制御する工程を追加したため、温度や湿度の条件に変動が発生時も安定した品質を確保できるという。
ほかに電源の問題に影響を与えた原因が関連する類似の工程や機能に影響する各設定値の総点検を行い、他機種の製造でも品質管理の強化を目的として製品や状況に応じた点検体制を構築および運用する計画である。
製造工程で品質に影響するリスク検証や評価を強化する新たな管理体制も構築しており、交換用のXperia 1 VIIや製造中の他機種の製造でも適用を開始した。
Sony Corporationでは厳格な品質管理の実現に取り組むと表明している。
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