NTTドコモがSIMカード枠を利活用したケースを発売、大阪・関西万博で展示

Tweet

NTT DOCOMOはSIMカード枠を利活用したエコハードケースを発売した。

エコハードケースは加入者からの回収品をリサイクルして自社の商品に利活用したスマートフォン用ケースである。

2025年9月19日よりドコモショップおよびNTT DOCOMOが運営するドコモオンラインショップで購入できる。

エコハードケースで利活用した回収品はSIMカード枠である。

素材には新規のプラスチックを用いず、SIMカード枠をリサイクルした素材を利用する。

1のエコハードケースあたり7.5枚相当のSIMカード枠を用いることが公表されている。

対応機種は米国(アメリカ)のApple製のiPhone 17となる。

カラーバリエーションはアースグリーンの1色を用意している。

販売価格はドコモオンラインショップで1,540円(税込)に設定されている。

これまで、SIMカード枠はリサイクルして資源として売却していたが、新たに自社のサプライチェーンで利活用した商品を開発および製品化することになった。

引き続き回収品の利活用に向けた検討を行うという。

なお、エコハードケースは大阪・関西万博の通称で知られる2025年日本国際博覧会で展示することも案内している。

2025年日本国際博覧会では経済産業省(Ministry of Economy, Trade and Industry：METI)が2025年9月23日から2025年9月29日まで期間限定で開催するサーキュラーエコノミー研究所にNTT DOCOMOが出展しており、NTT DOCOMOの区画にエコハードケースを展示する。