Telecom NZがSamsung GALAXY S5のラインナップにLTE B28対応のSM-G900Iを追加

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ニュージーランドの移動体通信事業者であるTelecom New ZealandはSamsung Electronics製のスマートフォン「Samsung GALAXY S5」のラインナップに新バージョンを追加することを明らかにした。

Samsung GALAXY S5は2014年4月11日に世界で一斉に販売を開始しており、2014年4月11日に販売を開始した地域にニュージーランドも含まれている。

販売開始当初からTelecom New Zealandは型番(モデル番号)がSM-G900FのSamsung GALAXY S5を取り扱っていたが、新バージョンとして型番がSM-G900IのSamsung GALAXY S5を取り扱う。

Telecom New ZealandはSM-G900Iを新バージョンとしているが、世界では一部の地域で2014年4月11日から販売されているモデルである。

SM-G900FとSM-G900Iの違うはLTE方式の対応周波数で、SM-G900FがFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/900(B8)/850(B5)/800(B20) MHzに対応し、SM-G900IがFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/900(B8)/850(B5)/700(B28) MHz, TD-LTE 2300(B40) MHzに対応する。

SM-G900FからSM-G900Iで変わるところは、FDD-LTE 800(B20) MHzに非対応となり、FDD-LTE 700(B28) MHzとTD-LTE 2300(B40) MHzに対応する点である。

Telecom New Zealandが2014年8月末よりFDD-LTE 700(B28) MHzでサービスを提供するために、SM-G900Fの投入後から僅か3ヶ月でFDD-LTE 700(B28) MHzに対応したSM-G900Iを追加投入する。

FDD-LTE 700(B28) MHzは人口密度が低い地域やルーラルエリアにおいて展開する予定で、メインはFDD-LTE 1800(B3) MHzであることには変わりないが、Samsung GALAXY S5を販売開始した時点では既にTelecom New Zealandが2014年後半にFDD-LTE 700(B28) MHzを使用してサービスを提供することが決定していたので、最初からSM-G900Iを投入しておくべきだったのではと考えるところである。

Telecom New Zealand