キューバにおける無線LANの一般開放はガセ、ETECSAが公式声明を発表
- 2015年01月14日
- 海外携帯電話
キューバで移動体通信サービスなど通信事業を手掛けるEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.(ETECSA)はキューバで無線LANが一般開放されるとの報道はガセであると公式声明を発表した。
最近になってキューバ国内で2015年1月下旬ころより無線LANがキューバの一般国民に対して解放されるとのニュースが報じられているが、これに対してキューバのDiario Granmaが偽の情報であると伝えている。
Diario Granmaはキューバで一党独裁体制を維持するキューバ共産党の機関紙で、投稿者はEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.となっており、実質的にEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.の公式声明となる。
キューバではキューバ国民に対するインターネット接続が制限されており、インターネットの利用や無線LANは主に政府機関の専用スペースや外国人を対象としたホテルに限定されている。
また、閲覧可能なウェブサイトも制限されるなど、キューバでは自由なインターネット接続が解放されていない状態に等しい。
特に無線LANの利用は厳しく制限されていることより、モバイル無線LANルータもキューバ国内への持ち込み規制の対象となっている。
ただ、Empresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.は携帯電話の保有回線数の緩和などを実施しており、インターネットに関する利用規制の緩和も期待されている。
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