フランスBouygues Telecomが商用ネットワークで3CC CAの試験を実施、300Mbps以上の速度を記録

フランスの移動体通信事業者であるBouygues Telecomは商用ネットワークにおいて3帯域を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC CA)の試験を実施したと発表した。

Bouygues TelecomはFDD-LTE 2600(B7)/1800(B3)/800(B20) MHzでLTEサービスを提供しており、キャリアアグリゲーションはCA_3-7-20を適用する。

FDD-LTE 2600(B7) MHzの15MHz幅、FDD-LTE 1800(B3) MHzの15MHz幅、FDD-LTE 800(B20) MHzの10MHz幅を束ねており、帯域幅は計45MHz幅としている。

LTE UE Category 9や3CC CAに対応した試験端末を用いており、下りは300Mbpsを超える通信速度を記録したという。

なお、試験端末のチップセットはQualcomm Snapdragon 810で、ネットワークの構築はEricssonが手掛けている。

Bouygues Telecomは2015年前半に3CC CAを商用化する計画としている。

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