LTE Cat.6に対応したHUAWEI X3の韓国における販売台数は約7万台に

Huawei Technologies(華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI X3 (HUAWEI HW-H60-J1)」は韓国市場において約7万台を販売したことが韓国メディアの報道で分かった。

グローバルではHUAWEI Honor 6として展開しているスマートフォンで、韓国向けにカスタマイズが加えられている。

2014年9月30日より韓国の仮想移動体通信事業者(MVNO)でU mobiブランドを展開するmediaLogを通じて販売したが、発売当初は限定された販売チャネルや知名度の低さが影響して苦戦していた。

発売から2ヶ月弱で価格を528,000韓国ウォン(約57,000円)から330,000韓国ウォン(約36,000円)に値下げし、また発売から約2ヶ月が経過したところで韓国の移動体通信事業者であるLG U+も取り扱いを開始した。

値下げや販売チャネルの増加により販売台数が徐々に増えた模様で、2015年7月上旬時点で約7万台を韓国市場で販売したという。

HUAWEI X3はLTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションに対応しており、LG U+のネットワークでは下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsとなる。

なお、mediaLogはLG U+のネットワークを利用する移動体通信事業者で、mediaLogを契約している場合もキャリアアグリゲーションを利用できる。

韓国市場は多くの海外メーカーが苦戦しており、また中国製スマートフォンへのイメージは決して良いとは言えず、そのような韓国市場で約7万台も販売したことは善戦と伝えられている。

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