Sprint関連会社のShentelが地域携帯電話キャリアのnTelosを買収することで合意
- 2015年08月12日
- 海外携帯電話
SoftBank傘下で米国の移動体通信事業者であるSprintの関連会社でShentelとして知られるShenandoah Telecommunicationsは米国の地域移動体通信事業者であるnTelosを買収することで合意したと発表した。
nTelosは米国全土ではなく、バージニア州、ウェストバージニア州、メリーランド州、ノースカロライナ州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ケンタッキー州で移動体通信サービスを手掛けている。
Shenandoah TelecommunicationsがnTelosの買収を完了すればnTelosの顧客はShenandoah Telecommunicationsに移管し、Sprintブランドの移動体通信サービスを利用することになるため、実質的にはnTelosの周波数および顧客はSprintが取得することになる。
また、Sprintと協力関係にあるShenandoah TelecommunicationsはSprintが保有するTD-LTE方式の2.5GHz帯(Band 41)を活用し、移動体通信サービスの品質を改善することを明らかにした。
SprintとShenandoah Telecommunicationsは長期に渡って良好な関係を築いているとしており、Shenandoah TelecommunicationsによるnTelosの買収はSprintとの協力関係をより強固なものにするという。
規制当局による承認などを経て、2016年の早い段階に取引を完了する予定である。
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