韓国のLG U+がLTE-Advancedの商用サービスを7月上旬に開始へ

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韓国の移動体通信事業者であるLG U+はLTE-Advancedの商用サービスを2013年7月上旬に開始することが明らかになった。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション技術を用いて通信速度を高速化する。
キャリアアグリゲーション技術は異なる帯域を束ねて利用する技術で、LG U+の場合はLTE 2100(B1) MHzの10MHz幅*2とLTE 850(B5) MHzの10MHz幅*2を束ねて20MHz幅*2として利用する。
通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなり、現在の下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsの2倍となる。
当初は2013年9月に開始する予定であったが、当初の計画より約2ヶ月も前倒しすることになる。
LG U+はEricsson-LGやNokia Siemens NetworksやSamsung ElectronicsのLTE機器を使用してネットワークを構築おり、既に基地局のアップデートを完了して商用化の準備を終えていると伝えられている。
現段階ではLTE 2100(B1) MHzの基地局が少なく、2013年の年末までに15000局に増やす予定としている。
LTE-Advancedのエリアはソウルや太田や光州といった主要都市を最初に整備し、その後に他の都市で拡大していく予定である。
対応端末はSamsung GALAXY S4 LTE-Aを最初に投入し、その次にLG G2を投入する。
2013年中に6機種のLTE-Advanced対応スマートフォンを発売する計画とのことで、2014年には新たに発売される15機種のスマートフォン全てがLTE-Advancedに対応する見通し。
今まではLTE方式とCDMA2000方式でサービスを提供していたが、LTE-Advanced対応端末はCDMA2000方式には非対応となる。
LG U+は世界で唯一のLTEのみで音声端末を提供する移動体通信事業者になると主張している。
・IT Today
http://www.ittoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=37408