中国電信がSnapdragon 808を搭載したLenovo Lemon X3の取り扱いを開始
- 2015年12月03日
- Android関連
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom(中国電信)はLenovo(聯想)製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Lenovo Lemon X3 (聯想 楽檬X3)」の取り扱いを開始した。
China Telecomが取り扱うLenovo Lemon X3は型番(モデル番号)がLenovo X3c70の全網通版となる。
OSにはAndroid 5.1.1 Lollipop Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)である。
CPUはデュアルコアの1.8GHzとクアッドコアの1.2GHzで計ヘキサコアとなっている。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)液晶を搭載している。
カメラはリアに約2100万画素積層型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
リアのカメラはデュアルカラーLEDフラッシュを搭載する。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションに対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
キャリアアグリゲーションの組み合わせはインターバンドキャリアアグリゲーションがCA_39-41、イントラバンドキャリアアグリゲーションがCA_3, CA_7, CA_38, CA_40, CA_41である。
ただ、China Telecomが天翼4G+として提供するキャリアアグリゲーションは組み合わせがCA_1-3となるため、China Telecomのキャリアアグリゲーションは利用できない。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)にも対応するが、China TelecomはVoLTEを提供していない。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備えている。
なお、片方のSIMカードスロットはmicroSDカードスロットを兼ねる。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
電池パックはリチウムポリマー電池で、容量は3600mAhとなる。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションは白色の1色展開である。
China Telecomによる販売価格は3,199人民元(約61,000円)に設定されている。
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