インドのReliance Jio Infocommが従業員向けに4G LTEサービスを開始、音声通話はVoLTEのみ
- 2015年12月27日
- 海外携帯電話
インドのReliance Industries傘下でインドの移動体通信事業者であるReliance Jio Infocommはインドのムンバイでプレスカンファレンスを開催し、従業員向けに移動体通信サービスの提供を開始することを発表した。
ライセンスの取得当初は2015年中に移動体通信サービスを開始する計画を明かしており、一度は2015年第1四半期中に開始する方針を示していたものの、結局は2015年12月27日より従業員限定で移動体通信サービスを提供することになった。
これまではReliance Jio Infocommのネットワーク構築に関係するエンジニアのみが試験として使用していたが、2015年12月27日以降はReliance Jio Infocommの従業員であれば誰でも利用可能となる。
一般利用者に対する商用サービスの提供を開始する時期は2016年3月～4月と見込まれている。
Reliance Jio InfocommはLTE方式のみで移動体通信サービスを提供することになり、移動体通信サービスの開始に伴ってLTEサービスを開始することになる。
LTEサービスの開始当初はFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)とTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を使用する。
対応端末としてはReliance Industries傘下のReliance Retailが展開する独自ブランドであるLYFシリーズのスマートフォンやタブレットを用意する予定としている。
インドではAircel、Bharti Airtel、Vodafone India、Idea Cellular、Tikona Digital Networks (TDN)がの5社がLTEサービスを提供しており、Reliance Jio InfocommはインドでLTEサービスを提供する6社目の移動体通信事業者となる。
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