レバノンのAlfaがLTEを開始、プリペイドにもLTEを解放

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レバノンの移動体通信事業者でAlfaブランドを展開するMobile Interim Company 1 (MIC1)はLTE方式での商用サービスを開始していたことが分かった。
周波数帯はLTE 1800(B3) MHzを使用してサービスを提供している。
対応端末としてはHuawei Technologies製のUSBモデムが1機種とZTE製のモバイル無線LANルータが2機種となっている。
HUAWEI E3276sはLTE UE Category 4に対応しており、下り150Mbpsに対応したUSBモデムとして宣伝されている。
ZTE MF93DとZTE MF25DはLTE UE Category 3に対応しているので、下り最大100Mbps/上り最大50Mbpsで利用可能である。
Mobile Interim Company 1は通信速度が150Mbpsや100Mbpsとして宣伝しており、20MHz幅*2の帯域幅でサービスを提供している可能性があるが、事実については確認できていない。
LTEに対応したスマートフォンについては、近日中に発表される予定である。
現時点でLTEのサービスエリアは首都のベイルートのみに限定されている。
LTEサービスはポストペイドだけではなく、プリペイドにも開放されており、利用する場合は対応した端末とSIMカードを用意するように注意書きが添えられている。
Mobile Interim Company 1はエジプトのOrascom Telecom Media and Technologyが出資するOrascom Telecom Lebanon (OT Lebanon)が管理しており、Orascom Telecom Media and TechnologyによるOrascom Telecom Lebanonへの出資率は99.79%となっている。
Orascom Telecom Media and TechnologyはOrascom Telecom Lebanon以外にMobinilブランドを展開するエジプトのEgyptian Company for Mobile Serviceslやkoryolinkブランドを展開する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のCHEO Technology JVにも出資しており、出資率はそれぞれ5%と75%である。
・Alfa
https://www.alfa.com.lb/default.aspx