レバノンAlfaの携帯電話サービスに障害が発生、電波干渉が原因
- 2016年01月17日
- 海外携帯電話
レバノン国有の移動体通信事業者でAlfaブランドを展開するMobile Interim Company 1 (MIC1)は携帯電話サービスに障害が発生していることを明らかにした。
通信障害は電波干渉が原因としており、一部の地域において一部の周波数で通話品質に影響が発生していることを告知している。
Mobile Interim Company 1の技術部門が解決に向けて動いており、レバノンの行政機関で電気通信事業などを管轄するMinstry of Telecommunications (電信省：MoT)とも協力して早期解決に努めるという。
また、Mobile Interim Company 1は外部から発する電波が電波干渉の原因と見ており、発射元の特定を急ぐとともに発射元の企業、団体、または個人などの関連事業体に対して、Mobile Interim Company 1は法的措置を取る権利があることを公式声明を通じて警告している。
なお、Mobile Interim Company 1はレバノン国有企業であるが、管理は民間企業が担当している。
1994年から2004年までは現在はOrangeに社名変更したFrance Telecom、2005年から2008年はレバノンのFal Dete Telecommunications (FAL-DETE)、2009年からはエジプトのOrascom Telecom Media and Technology (OTMT)のレバノン子会社であるOrascom Telecom Lebanonが管理者となっている。
Orascom Telecom Lebanonは2015年12月31日が管理権の満期であったが、Minstry of Telecommunicationsが2015年に実施した管理権入札が失敗に終わって新たな管理者を選定できなかったため、暫定的に2016年1月31日までOrascom Telecom Lebanonに管理権が与えられている。
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