韓国LG U+がLTEの新ブランドLTE8を発表、帯域幅が80MHz幅であることに由来

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韓国の移動体通信事業者であるLG U+はLTEサービスの新ブランドとして「LTE8」を発表した。
LTE8はLG U+がLTE用に保有している帯域幅が80MHz幅であることに由来する。
LG U+はLTE 2600(B7) MHzで40MHz幅、LTE 2100(B1) MHzで20MHz幅、LTE 850(B5) MHzで20MHz幅とし、計80MHz幅を保有している。
韓国では競合のSK TelecomがLTE 1800(B3) MHzで35MHz幅、LTE 850(B5) MHzで20MHz幅を保有し、KTはLTE 1800(B3) MHzで35MHz幅、LTE 900(B8) MHz幅で20MHz幅を保有する。
SK TelecomとKTはそれぞれ計55MHz幅となり、帯域幅ではLG U+が大幅に上回ることになる。
将来的に、帯域幅が55MHz幅であれば下り最大225Mbpsであるが、80MHz幅あれば300Mbpsでのサービスが可能となることも主張している。
帯域幅が広ければ回線の混雑を緩和し、より高速な通信サービスも可能となる。
LG U+は帯域幅の広さによって優れたサービスを提供できることをアピールしてブランドイメージを築く狙いがある。
日本では周波数帯を獲得するために帯域幅が足りないことをアピールすることもしばしば見られるが、お隣の韓国では全くの逆で帯域幅を多く保有することによって他社より有利にサービスを提供できることをアピールしており、これはこれでありなんじゃないかなと思うところである。
・LG U+
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