マレーシアの携帯電話加入数でDigiが1位に、Celcomは3位に転落

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マレーシアの携帯電話事業者であるCelcom Axiataの親会社であるマレーシアのAxiataは2016年第1四半期の決算報告書を公開し、Celcom Axiataの携帯電話サービスの加入者数が判明した。

Celcom Axiataは2016年第1四半期に加入者数は1,207万5,000件となり、マレーシアの3大携帯電話事業者で先に加入者数を公開しているDigi Telecommunicationsの1,233万6,000件、Maxisの1,231万件を下回り、加入者数のシェアは3位に転落した。

なお、マレーシアでは3大携帯電話事業者以外にU Mobileも携帯電話サービスを提供しており、Celcom Axiataは4社中3位となる。

2014年第2四半期から四半期ごとの加入者数はCelcom Axiataが1,344万1,000件、1,324万6,000件、1,296万8,000件、1,227万9,000件、1,234万件、1,250万9,000件、1,225万件、1,207万5,000件、Digi Telecommunicationsが1,090万3,000件、1,134万5,000件、1,142万1,000件、1,169万1,000件、1,181万5,000件、1,167万5,000件、1,212万5,000件、1,233万6,000件、Maxisが1,240万1,000件、1,241万5,000件、1,291万3,000件、1,326万件、1,326万9,000件、1,311万件、1,269万4,000件、1,231万件と推移している。

3大携帯電話事業者の間で大きな差はないが、加入数が増加傾向にあるDigi Telecommunicationsは初めて1位となり、一方で減少傾向にあるCelcom Axiataは初めての3位となった。

ただ、Maxisは2016年第1四半期に発表したポストペイド向け新プランが不評であり、加入者数が減少する可能性はあるが、ポストペイド比率が低いため影響はさほど大きくないと思われる。

その他、マレーシアでは2016年中にwebe digitalが携帯電話事業に新規参入することが決まっている。