Appleが次期iPhoneの一部モデルにIntel製の通信モデムを採用か
- 2016年06月13日
- Apple関連
米国のAppleが次期iPhoneとして開発中のスマートフォンは一部モデルでIntel製の通信モデムを採用する可能性が浮上した。
海外メディアの報道によると、AppleはIntelとQualcommの両社から次期iPhoneの通信モデムを調達するという。
米国のAT&T Mobilityを含めたいくつかの移動体通信事業者向けとなる次期iPhoneはIntel製の通信モデムとなり、米国の移動体通信事業者であるVerizon Wirelessや中国向けの次期iPhoneは引き続きQualcomm製の通信モデムを採用すると伝えられている。
CDMA2000方式に非対応のいわゆるGSMモデルがIntel製の通信モデムを採用し、CDMA2000方式にも対応するCDMAモデルはQualcomm製の通信モデムとなる可能性がある。
Qualcommの最高経営責任者は2016年4月に実施した決算カンファレンスコールで主要顧客が新たなサプライヤを探していることを明らかにしており、Appleが通信モデムの新たなサプライヤにIntelを選定したことを指していたとの見方もある。
なお、初代のiPhoneはInfineon Technologies製の通信モデムを採用したが、Appleはそれより後のiPhoneではQualcomm製の通信モデムを採用している。
また、2010年にはIntelがInfineon Technologiesの無線ソリューション事業を買収した。
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