マレーシアYesが自社ブランドのVoLTE対応スマートフォンYes Altitudeを発表、中国移動子会社が開発
- 2016年06月30日
- Android関連
マレーシアの移動体通信事業者でYesブランドを展開するYTL CommunicationsはChina Mobile Device (中国移動終端)製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「Yes Altitude (M631Y)」を発表した。
Yesブランドを冠したスマートフォンである。
OSにはAndroid 5.1.1 Lollipop Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 410 (MSM8916)である。
CPUはクアッドコアで動作周波数は1.0GHzとなっている。
ディスプレイは約5.0インチHD(720*1280)IPS液晶を搭載しており、画素密度は294ppiである。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応し、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のMicro SIM (3FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)にも対応している。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBである。
電池パックの容量は2300mAhとなっている。
カラーバリエーションは3色を用意している。
ハードウェアの開発は中国の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications (中国移動通信)の子会社で端末開発事業を手掛けるChina Mobile Device (中国移動終端)が担当する。
まずはポストペイド契約付きで購入可能としており、ポストペイドプランはAltitude 48とAltitude 88から選択できる。
初期費用はプランによって異なり、Altitude 48は端末代が199マレーシアリンギット(約5,100円)、ポストペイド開通料が100マレーシアリンギット(約2,600円)、保証金なし、合計299マレーシアリンギット(約7,700円)、Altitude 88は端末代が無料、ポストペイド開通料が100マレーシアリンギット、保証金が198マレーシアリンギット(約5,100円)、合計298マレーシアリンギット(約7,700円)となる。
各プランにおけるLTEサービスのデータ通信容量、網内通話、契約期間、月額料金については、Altitude 48が6GB、無制限、12ヶ月、48マレーシアリンギット(約1,200円)、Altitude 88が16GB、無制限、11ヶ月、88マレーシアリンギット(約2,300円)である。
なお、Altitude 88は契約から11ヶ月目までは月額18マレーシアリンギット(約460円)を還元するため、11ヶ月の契約期間が満了すれば保証金の全額分を還元することになり、請求は月額料金から18マレーシアリンギットを差し引いた金額となるため実際の支払いは月額70マレーシアリンギット(約1,800円)となっている。
契約期間が満了するまでの支払総額はAltitude 48が875マレーシアリンギット(約22,000円)、Altitude 88が1,068マレーシアリンギット(約27,000円)である。
なお、表示金額はすべて税抜表示であり、表示金額以外に税率6%の消費税が発生する。
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