パキスタンの携帯電話事業者MobilinkとWarid Telecomの合併が完了
- 2016年07月08日
- 海外携帯電話
オランダのVimpelCom、Orascom Telecom Holding (OTH)から社名を変更したエジプトのGlobal Telecom Holding (GTH)、アラブ首長国連邦(UAE)のWarid Telecom Pakistan、パキスタンのBank Alfalahの4社は、パキスタンのPakistan Mobile Communications Limited (PMCL)とパキスタンのWarid Telecom (Private)の合併が完了したことを発表した。
Pakistan Mobile Communications Limitedはパキスタンの移動体通信事業者で、ブランド名をMobilinkとして展開しており、VimpelComの子会社であるGlobal Telecomの全額出資子会社であった。
Warid Telecom (Private)もパキスタンの移動体通信事業者で、ブランド名をWaridとして展開しており、アラブ首長国連邦のDhabi Groupが子会社のWarid Telecom PakistanとBank Alfalahを通じて出資していた。
Pakistan Mobile Communications LimitedはWarid Telecom PakistanおよびBank AlfalahからWarid Telecom (Private)の全株式の取得を完了し、Pakistan Mobile Communications Limitedを存続会社、Warid Telecom (Private)を消滅会社として合併が完了した。
なお、Warid Telecom (Private)への出資比率はWarid Telecom Pakistanが91.24%、残りの8.76%がBank Alfalahであった。
Dhabi Groupは合併後のPakistan Mobile Communications Limited (PMCL)の株式15%を取得したため、Pakistan Mobile Communications Limitedへの出資比率はGlobal Telecomが85%、Dhabi Groupが15%となる。
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